本学のボランティアの授業は、理論を学びながら実践の場に参加して、人間力やコミュニケーション能力を養う指導を行なっています。「自分は社会の重要な構成員の1人である」と実感させることで、今後の地域社会活動に積極的に取り組む姿勢が芽生え、社会的弱者への思いやりを深め、さらに規範意識を高めます。
ボランティアの授業を履修していない学生も気軽に参加できるよう、ボランティアサークルも設置しています。毎週の活動でじっくりとボランティアに取り組める授業に対し、サークルに所属すれば年に1、2回から気軽に参加することができます。
岩切 果奈英さん(宮崎県立宮崎農業高等学校出身)
私は授業でチームを組んでいる学生2人と一緒に、UP to ME~バリアフリーサークルみやざき~という、障がい福祉に関わる団休の皆さんと協力して、クイズ交流会を主催しました。関わる人たちと意見を一致させるため、何度も話し合いながら活動を成立させることができました。この経験を生かして、社会人になってからも主催者側として新たな活動を進めていきたいと考えています。