お知らせNews

HOME   お知らせ   第128回 秘書技能検定準1級 合格者インタビュー

第128回 秘書技能検定準1級 合格者インタビュー

2023年1月24日
(左から)牟田 彩乃さん、島田 朱梨さん、善相原 涼夏さん、稲尾 優美香さん、平野 葵さん、横川 幸奈さん
IMコース2年 島田 朱梨さん
Q1受験したきっかけ、目的

 短期大学に入学した際に秘書検定の2級までは取得しようと考えていました。秘書検定の学習をするうちに、探求心が芽生え検定勉強を楽しく取り組むようになりました。秘書検定準1級は面接試験があるため抵抗感がありましたが、合格した先輩方が就職してからも様々な場面で活躍していると知りました。私は2級まで順調に取得できていたので、さらに上の級も挑戦してみようと考え受験しました。

Q2合格するためにどのような勉強をしたか

 筆記試験では先生が秘書検定準1級対策講座を開いていただいたので、講座に参加するとともに自宅で過去問題を解いていくなどの学習をしました。対策講座はTBLでグループごと協力して、お互いに教えあい意見をまとめるといった形でした。自分だけでは思いつかない意見を知り、自分とは違った考え方が分かり、一つの課題に対してより印象深く理解することができました。面接試験では先生にご指導いただき、同じく準1級面接試験を受けるメンバーと切磋琢磨しながら練習しました。立ち居振る舞いや話し方、お辞儀の角度など細かく見ていただき、指摘されたことを意識しながら何度も練習を繰り返しました。

Q3合格した感想と今後の抱負

 本番は緊張していてうまくできたか心配でしたが、無事合格することができて嬉しかったです。また、共に頑張ってきたメンバーも全員合格できたのでさらに嬉しかったです。緊張していても普段の練習が自然に発揮され合格に繋がったのではないかと思います。今後は、秘書検定で学んだ関連関係性を読むという秘書的考え方や目の前の人を大事にするといったことを意識できる社会人として頑張っていきたいと思います。

Q4後輩への一言

 秘書検定は難しいと感じるかもしれませんが、勉強してみるととても興味深く面白いです。挑戦したいという強い思いがあれば、先生も協力していただけると思います。秘書検定は社会人になったときに役立つような内容が多いです。ぜひ学生のうちに学習して身に付けておくとよいと思います。

Q5今後の目標など

 秘書検定準1級を通して学んだ知識を社会人として活かし、人として成長していきたいと思います。社会人になることで多くの人と関わる場面が増えると思いますが、常に目の前の人を大切にできるような社会人になっていきたいと考えています。

IHコース1年 牟田 彩乃さん
Q1受験したきっかけ、目的

 入学した時に、資格取得を一つの目標としていたので、どのような資格があるのか探していたら、南九州短期大学のInstagramに取っておいたほうが良い資格として紹介されていたからです。

Q2合格するためにどのような勉強をしたか

 筆記試験では、参考書2冊と図書室に置いてある過去問全冊を使って対策をしました。
 準1級は記述問題がかなり多く出題されるので、どのような問題が過去に出ているのかをノートに書き出しひたすら解きました。面接試験対策では、先生に指摘されたことをまとめて、携帯のホーム画面に設定し日頃の授業でも、足を揃えることや座り方や歩き方を意識するようにしていました。

Q3合格した感想と今後の抱負

 先生から合格とのお電話を頂いた時、とても嬉しかったです。家族にもすぐに報告し、一緒に喜んでくれました。そして、目標としていた全員合格も達成できて本当に良かったです。
 ここでとどまらず、学んだことを実践に移し日々成長していきたいです。

Q4後輩への一言

 私は、秘書検定が社会人に必要な知識や難しい用語・正しい言葉遣い・マナーなどを知るきっかけになりました。自分の成長に繋がりどのような職業にも活かせる検定だと思うので、是非挑戦してほしいです。

Q5今後の目標など

 準1級の勉強で身につけた知識や言葉遣いは、日常生活でも就職活動でも色々な場面で活かせると思います。さらなるスキルアップを目指し、難関ですが1級に挑戦したいです。

IGコース2年 平野 葵さん
Q1受験したきっかけ、目的

 私は更に視野を広げて物事を考えられるようになりたいと思い、秘書技能検定準1級の受験を決意しました。初めの頃は、秘書としてのスキルはどのように役立つのか理解できていませんでした。
 しかし、秘書技能検定3級・2級と受けていく中で、見える景色が変わっていることに気がつきました。2級取得後は「相手の立場や状況を考える」ようになっており、今まで見えていなかった相手の気持ちを汲み取ることができるまでに成長していました。実際に、アルバイト先でお客様からお褒めの言葉を頂くことが増えて嬉しかったです。この経験から、準1級に挑戦して新たな可能性を見つけたいと思いました。そして、社会で代替できない存在へと成長していきたいと考えました。

Q2合格するためにどのような勉強をしたか

 受験すると決意したときから、友人と二人三脚で勉強しました。午前中に集まって、学校で勉強をする時間を設けていました。友人と問題を出し合うことによって、記憶の定着率が上がったと思います。移動時間や昼食時間も難しい問題を2人で意見を交わして、お互いが納得するまで話していました。一方、柚木崎先生の対策講座では1級の問題と向き合ったことによって、準1級の問題に取り組みやすくなりました。また、複数人の見解を聞くことができたので、自分にない新しい視点を見つけました。その結果、問いへの理解が深まり、今までは手が止まっていた記述問題を恐れずに解けるようになりました。そして、面接対策では、柚木崎先生が一人ひとり真っ直ぐに向き合ってくださいました。根気強く最後までご指導してくださったお陰で、胸を張って面接会場へ向かうことができたと考えています。

Q3合格した感想と今後の抱負

 面接会場に着いてからとても緊張していたので、この状態でベストパフォーマンスができるだろうかと不安になっていました。しかし、面接室に入ったら手の震えが止まり、普段以上に笑顔で乗り越えることができました。面接練習を先生や仲間たちと繰り返してきたから、本番で緊張が解けたのだと思います。合格が分かったとき、本当に嬉しかったです。そして、支えてくれた先生と仲間に感謝の気持ちでいっぱいになりました。応援してくれた周囲の方と一緒に喜ぶことができたのは本当に幸せでした。今後は、合格したことで満足せず、更に高みを目指していきたいです。スタートラインに立った気持ちで、育んだスキルを磨いていきたいと考えています。

Q4後輩への一言

 秘書技能検定は秘書を目指す人だけでなく、社会人として必要なスキルを身につけたいと考えている人に勧めたいです。受験勉強を通して、視野が広がっていき社会から必要とされる人材へと成長していきます。あまり難しく考えずに、自信をもって社会に出たいと考えている方は是非受験してみてください。応援しています。

Q5今後の目標など

 「相手のことを知ろうとする姿勢」を大切にすることで、よりよい人間関係を築いていきたいです。また、相手の気持ちに寄り添うことのできる人間へと成長していきたいです。そのためには、相手の状況や立場を理解し、受けとめることが重要であると考えています。秘書技能検定で培った言葉選びや対応を十分に生かせるよう、今後も勉強を継続していきたいと思います。柚木崎先生の「謙虚なる自信」というお言葉を胸に留め、社会人として何事にも全力で励みたいです。

IGコース2年 横川 幸奈さん
Q1受験したきっかけ、目的

 秘書学の授業で初めて秘書検定があることを知り、秘書の役割や考え方を学ぶことで、言葉遣いや立ち居振る舞い、一般知識など働く上で重要となる知識や技能を身に付けたいと思い、受験しました。

Q2筆記試験に向けてどのような勉強をしたか

 対策講座では、1級の過去問をまずは自分で解き、次にグループで話し合いながら解くことでより秘書としての考え方を学びました。グループで話し合う時間があったことで、他の人の考えや、自分の考えに対する意見も聞くことができ、先生からの解説も自分達に合わせてしてくださったので、より考えを深めることができました。自主学習では、一般知識など暗記すれば点数が取れる部分は落とさないようにするために、単語帳にまとめて何度も繰り返して暗記し、なかなか覚えられない部分はテキストに印をつけ、試験前に復習できるようにしていました。

Q3面接試験に向けてどのような勉強をしたか

 面接対策では、まず試験内容や流れを確認し、立ち方、座り方、歩き方、礼の角度など一つ一つの動作を丁寧に意識するところから始まりました。自分では意識しているつもりでもできていない部分が多く、全身鏡で確認しながら何度も練習していました。どうしても緊張して余裕がなく、直す部分が多くあったのですが、先生からのご指導にあった、本来の目的である「相手に伝え、伝わる」ということを意識し、基本に返って練習しました。また、仲間が練習している姿を見て学ぶことも多く、たまに笑い合って緊張がほぐれることもあり、緊張感を持ちながらも楽しく練習できました。

Q4合格した感想

 面接試験が終わった直後はミスをしたことに気付いたため不安でしたが、合格したと知ったときはとても嬉しく、安心しました。試験当日まで先生からご指導していただき、仲間とは互いに確認し合いながら沢山練習したので、大きな達成感を感じることができました。

Q5後輩へ一言

 秘書検定準1級に合格すると自分に自信が持てるようになるので、筆記試験も面接試験も感覚として難しい部分はありますが、ぜひ挑戦してほしいです。秘書検定で学ぶことは働く上で必要なことが多いと思います。短大生活で時間をかけて勉強することで、これからの社会人生活に活かすことができ、普段の生活でも何も考えずにいた立ち居振る舞いへの意識も変わると思います。

Q6今後の目標

 秘書検定準1級に向けての学びを通して知識だけでなく、物事に対する考え方や立ち居振る舞いなど、感覚的なものも身に付けることができました。準1級を受験する前と後で特に普段何気なくしている一つひとつの動作への意識が変わり、成長できたと実感しています。この感覚を忘れず、これからの社会人生活でもこの学びを活かし、基本と目的を大切に、さらに成長していきたいです。

IBコース2年 善相原 涼夏さん
Q1受験したきっかけ、目的

 入学時から、秘書検定に興味があり、秘書検定に通ずる秘書学を通して秘書の考え方だけでなく、社会に出た時に必要な知識やマナーを身に付ける事が出来ると知り受験しようと考えました。
 また、柚木崎先生がおしゃっていた「資格は自信に繋がる」という言葉を秘書検定3級取得時に実感していたので、不安もありましたが自分自身の能力を高めたい・自信をつけたいと思い今回準1級の受験に挑みました。

Q2合格するためにどのような勉強をしたか

 筆記試験では、家で何度も過去問題を解きました。また、先生が開いてくださった秘書検定対策講座を受講して、同じ目標を持つ人と一緒に切磋琢磨し合う環境があったことが合格に影響していると感じています。講座では、TBL法を用いて2つのチームを作り、チームごとの解答を出しあうという事を行いました。ひとりで問題を解くよりも色々な人と話し合いながら問題を解いていく事で、自分にはなかった考え方や着眼点に触れ大変勉強になる場でした。私は2級の対策講座から受講しているのですが、初めは話したことのない人達と話し合うので緊張していましたが、回数を重ねるごとに打ち解けることが出来き、終盤では序盤では思いつかないほど、成長することが出来たと思います。
 面接対策では、立ち方から話し方、表情や歩き方まで細かく見ていただきました。私は他の人より話し方に癖があり、何度も指導をしていただきました。途中、心が折れそうになったこともありましたが、共に準1級を受ける人達や先生に支えていただき乗り越える事が出来ました。改善点をノートに書いたり、話し方に癖があったため、先生のお手本をスマートフォンで録音し、何度も聞いて真似たりしていました。また、立ち方や話し方など日常生活から気を付けるように心がけていました。

Q3合格した感想と今後の抱負

 本番は緊張してしまい、あまり手ごたえはありませんでしたが、先生がよくおっしゃっていた「目の前の人を大切にする」ということは出来たと思います。合格が分かった時は、本当に心から嬉しかったです。なにより、今まで検定に向けて支えてくださった先生や仲間、両親に嬉しい報告ができて良かったと感じています。今まで習ったことや身に付けたことを合格したから終わりではなく、普段の生活でも立ち振る舞いやマナーを意識していきたいと考えています。

Q4後輩への一言

 秘書検定は、秘書について学ぶだけではなく社会人として必要な知識やマナーを身に付けることが出来ます。秘書検定を受けるにあたり、難しいだろうと不安に感じると思いますが、先生や一緒に受ける仲間たちが支えてくれます。自分自身の成長にも繋がり、検定を受けた後では、以前の自分から一皮剥けていると思います。色々な不安があると思いますが、絶対に自信に繋がるので、思い切って飛び込んでみてください。

Q5今後の目標など

 秘書検定3級から準1級を通して、自分自身の成長を感じています。これまでに得た知識や力を新しい場所でも発揮していきたいと思います。先生の「目の前の人を大切にする」という言葉を大事にしていきたいと考えています。これから様々な人達と関わる機会が増えてきます。焦ってしまう場面や難しい場面など色々な状況に出合うと思いますが、目の前の人を大切にすることを忘れず、これまで身に付けてきたこと、これから身に付けていくものを持って対応できるようにしていきたいです。

IIコース2年 稲尾 優美香さん
Q1受験したきっかけ、目的

 これから社会人になるにあたり、より多くの方と接する機会が増えます。そこで、良い縁・良い人間関係の構築に繋げるために、社会人としての常識と能力の向上が必要であると感じました。秘書検定は、秘書に求められる知識・技能について問う試験ですが、秘書としての能力だけでなく、一般常識や敬語の使い方、電話対応やビジネス文書の作成など、社会人に欠かせない能力が身についていることを証明することができます。これらの能力を身に付け、自分のスキルアップへと繋げるために、秘書検定を受験しました。

Q2合格するためにどのような勉強をしたか

 筆記試験の対策として、先生が主催して下さるTBL形式の秘書検定対策講座へ参加しました。ただ単に過去問を解くのではなく、ここでは、まず個人で1級の過去問題を解き、次に個人で考えた解答をチームで話し合い、そこで深くまで突き詰めたチームの答えと他チームの答えとの比較を行うクラス討議でさらに解答を練る、というTBL形式で多くの問題を解くことで、難しい問題でどのように最適解を導くかの過程を身に付けることができます。「なぜその解答になるのか」という「なぜ」に着目し問題を解いていくため、問題の深い部分まで理解することができました。
 また、面接試験の対策では、今回同時に合格した5人の仲間と共に切磋琢磨し練習に励みました。先生からご指導いただく時間の他にも自分で練習時間を見つけ、言葉の発音の仕方や丁寧な所作、表情、身だしなみ等、細かい部分の改善を自主的に取り組みました。今回は面接対策に挑める学生が複数人であったため、実際に本番同様の練習ができたことが強みになりました。お互いの動きや身だしなみをチェックしたり、ミスしやすい部分の練習や分からない問題の復習を確認したりし、自らの改善点を明確にすると共に、能力の研鑽に努めることができました。

Q3合格した感想と今後の抱負

 面接当日は、努力をしたものを遺憾なく発揮できるかの不安から緊張感が高まりました。しかし、本番を「培ったものを発揮できるチャンス」であると捉え、謙虚なる自信を持って挑むことができ、終わった後は達成感に満ち溢れていました。結果としても合格をいただくことができ、私達学生を支えて下さった先生と、共に励んだ仲間に恵まれたおかげであると改めて実感しました。今後も周囲の方々との縁を大切にし、努力を怠らず精進していくことを継続していきたいと考えます。

Q4後輩への一言

 秘書学概論という必修科目で、秘書検定3級の取得レベルまで勉強し、全員が3級合格を目指します。しかし、3級を取得できたからと言って、そこで次の段階への足を止めてしまうのは非常にもったいないことです。高みを目指し、努力して得られる知識・技能だからこそ、自らの本来の力として吸収し、社会で発揮できるものだと私は考えています。皆さんも高い目標をもち、目標達成を目指して努力をする大切さを感じて欲しいと思います。

Q5今後の目標など

 秘書検定準1級に合格したことで、自信に繋がり、今後も難易度の高いものにチャレンジしていきたいという気持ちが大きくなりました。今後、大きな壁にぶつかり、困難や苦悩を経験することがあったとしても、今回の努力と結果は自分の糧となり、それらを乗り越えるためのひとつの材料になるのではないかと考えます。今回の秘書検定を通して、「目の前の方を大切にすること」が重要であることを改めて心に落とし込む事ができました。人と人、人と情報の中継基地である秘書の本質を学び、「つなぐ」という役割を担える人財として社会人として成長を続けることを目標としていきます。