「英語プロジェクトII」プレゼンテーション
2月9日(火)に「英語プロジェクトII」(横堀仁志担当)の期末試験としてプレゼンテーションを行いました。今回は初めての試みとして、国富町役場企画政策課の方から、法華嶽公園が実際に抱えている課題(来園者の人数UPやより多くの宿泊客の獲得など)をテーマとしていただきました。本学グローバル・コミュニケーションコースの2年生15人が3チームに分かれ、1年間をかけて法華嶽公園を盛り上げるためのプロジェクトを立案し、英語によるプレゼンテーションを完成させました。
コロナ禍のため、今回は初めてのオンラインによるプレゼンテーションとなりました。当日は3年前から継続して参観していただいている株式会社マスコ(ドレッシングの製造販売や、居酒屋「恵屋」などの飲食店を宮崎、鹿児島を中心に30店舗以上展開)の皆様、宮崎銀行地方創生部地域振興グループの皆様、そしてテーマを提供してくださった国富町役場企画政策課の皆様にもゲストとしてオンラインでご参加いただきました。南九州大学と本学の教員からも参観者がありました。
プレゼンテーション後はテーマを提供してくださった国富町役場の皆様を初め、ゲストの皆様や南九州大学、本学の教員にプレゼンテーションを講評していただきました。プレゼンテーションの内容に関し、アイデアの斬新性など、全体として非常に高く評価していただき、学生にとって大きな自信になったと思います。また、指導教員としては、実際に存在するリアルな課題は、指導教員が設定したテーマよりも学生の取組に対するモチベーションが高く、学びも非常に深いと感じました。
テーマを提供してくださった国富町役場企画政策課の皆様からは、後日、メールで「資料を公園の職員と一緒に拝見させていただきました。お金が掛からない(ように工夫したプロジェクトな)のに、この発想はすごいですね。と高評価をしていました。」「(プレゼンを観覧された上司の方が)内容が高度と感激していました。」との嬉しいコメントをいただきました。
経済産業省は「社会人基礎能力」として「チームで働く力」や課題発見力などの「考え抜く力」の重要性を提唱していますが、この「英語プロジェクト」での取り組みは、まさに、そのような力を養成するための授業と言えます。今後も引き続き、企業や団体の皆様から実際に存在する課題やテーマを提供していただき、学生の学びや成長にとってさらに実りの大きいプロジェクトにして行きたいと考えております。ご参加いただいた全ての皆様に心より感謝申し上げます。
南九州短期大学教授 横堀仁志
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